拳法道拳仁館城西道場

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1999年10月の記憶①

 前回の試合はいわゆる「瞬殺」であった。相手は葉隠拳法道の中でも実戦派で名高い誠王会。上段回し蹴りをくらって数秒であった。あごがおかしくなってしばらくものを食べるのに苦労したのを覚えている。だから今回は勝ちたい。何をしたらよいのかわからないが全力を出したかった。
 1999年の夏、私は東京の会社を辞めて、体一つで福岡へ。なかなかみつからないと思われた就職も1月ほどで見つかった。拳法にますます打ち込もうとした矢先であった、。
その決まった会社を3か月で首になってしまったのた。
とてもショックであった。しかし生来の性格のせいかなんとなく「大丈夫だろう」とも思った。
 住んでいた寮にはひと月いてもよいということだった。じゃあもう拳法の大会に向けて鍛える以外にない、と思った。近所をワンツーを打ちながら走った。昼も夜も。
 その間に次の就職もきまった。しかし、入社を翌月まで待ってもらった。本当の自分のしたいことをするのにほかのことまで焦る必要はない。
 そして十月下旬、佐賀県鹿島市にて拳法の大会が実施された。社会人のクラスは七名でしかも私はなぜかシードにしてもらっていた。
 一回戦、白帯だったが私より大きい相手だった「始め!」の合図とともに突っ込んでいった。とにかく連打だった。そうしたら相手が倒れていた。あとでビデオをみたら左の上段回し蹴りが入っていた。葉隠拳法にて初の1勝だった。というか組手の試合での初勝利であった。
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  1. 2017/02/24(金) 16:56:58|
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